自由が丘のショップ店員って

A DAY OF BUBBLES, Vol.3

1719, May 24, 2020

今回トークするのは自由が丘でショップの店長をしている女の子。私は彼女と会ったときに無口そうな子だと感じた。センスが問われそうなノーカラーのワンピースに、アニメ「サザエさん」のワカメちゃんみたいな髪型。私とはまるで生きている世界線が異なるようだった。

BIO 宮城県出身の23歳。専門学校を卒業するまでは仙台にいたらしい。高校の頃から服が大好きで、毎月深夜バスで東京まで古着を買いに来ていたそうだ。

1731, May 24, 2020

「コロナでも自由が丘は人でいっぱいですね(笑)」

彼女の話によると、取材当日の自由が丘の人出はいつもと変わらないそうだ。取材当日は国の緊急事態宣言が解除される前夜。多くの人は外の空気を吸おうと外出したのだろうか。街行く人々の肩が触れ合うくらいの「密」だった。

私はこのこじんまりとした街にどうしてこれ程人がいるのか疑問に思っていると、彼女がアドバイスしてくれた。彼女はショップの店長をしている経験から、自由が丘へはどの地域に住む人が来るのかを把握している。

自由が丘にいる人のほとんどは地元の方、横浜・川崎の方ですね。神奈川に住む人が買い物へ行くときは東京だと自由が丘に来られる方が多いです。

お金持ちの方もたくさんいて、一度に何着も購入される方もいますよ!

さすがセレブな街・自由が丘。

1633, May 24, 2020

「時代はナタデココですね~」

私たちは話の流れでタピオカミルクティーを飲むことになった。自由が丘には4店舗ほどあり、どれも職場から近いためよく利用するそうだ。彼女が好きな味は「甘さ控えめ」のもの。タピオカとミルクティーの甘さが丁度よくバランスされるからだそう。

そんな彼女のタピオカに対する姿勢は意外にクール。今回彼女が注文したのは「台湾烏龍ミルクティー」と、保守的だ。

私にとってタピオカはコミュニケーションのツールなんですよね。お酒を飲んだ後に”〆タピ”をすることもあります。特段好きというわけではないけど、街を歩いていると気づいたら買っちゃってますね。

1715, May 24, 2020

「死なないから大丈夫」

このモットーが生まれたのは少々遡るんですが、専門生の頃に妊娠しちゃったかもしれないという事件があったんです。私自身、心当たりがありましたし、本当に怖かったです。

その頃に妊娠について調べたり、”もしかしたら”の時を覚悟していました。私は親に迷惑はかけたくなかったので、全てを自分で解決しようとしていました。

人生について考えることもありました。この先どうなるんだろう?死んだ方がましかも?とも思いました。

結局、産婦人科に掛かってただの生理不順だったことがわかりました。

今ではその経験であらゆることを受け入れられるようになり、プラスに捉えられています。

彼女は専門学校を卒業し新卒でアパレル業界に就職した。現在は店舗の店長を務めているが、将来は新たな服を企画する部署に異動したいそうだ。

社内の人事システムは能力が伴っていれば希望の部署に異動できる仕組み。だから、今の店舗で実績を残したいんです。

上最近結果を求められることが多くて。ただ、私の業界は私自身の力よりも他の部分に依存するところがあるので、どうしていいかわからなくなる時があります。

そういうときは「死なないから大丈夫」と考えるようにしています。自分自身に責任感を持ち過ぎてもいいことはないですし。

辛いときは物事を楽観的に捉えてみる。そうするだけで、上手く自分をコントロールできるかもしれない。

2008, May 24, 2020

「このコロナ自粛の間にテラハを一気観しました。人間関係が面白かったです」

そもそも彼女はテラスハウスを中高生向けの恋愛リアリティショーと考えており、私とは無縁だと考えていた。コロナ自粛で暇だったことや最近Netflixに登録したことがきっかけで観るようになったそう。

ちなみに一番好きなのは軽井沢編なんだそう。恋愛どうこうというよりは、女の子の腹黒さが出ているところが面白いらしい。

女の子が奇数人数いると、ごたごたしますよね。軽井沢編は一人の女の子がある男の子についたりだとか、そういう人間臭いところが面白かったですね。

(テラスハウスの内容は)すごくリアルで共感はできるが、”対岸の火事”っていう感じがします。自分事じゃないからこそ、エンターテイメントとして楽しめたのかなと。

2015, May 24, 2020

「とりあえず大学に行くって何?」

筆者はここでふと、どうしてアパレル業界へ就職したのかが気になった。

高校生の頃におばあちゃんとよく遊んでいて、一緒にショッピングに行っていました。次第に服が好きになっていって気づいたら雑誌や古着を買い集めていましたね。

高校を卒業するころにはアパレル業界で働きたいという思いが固まっていました。なんとなくキラキラしてそうだし、好きなことを仕事にできるならそれ以上ないと思っていました。

社会に早く出たいという思いもありました。アパレル業界であれば専門学校を出て大卒よりも早く就職できるのでとても都合がよかったですね。

いざ就職してからはそれほどキラキラしていないし仕事も忙しくて辛い日もありますが、やはり服が好きなので今の仕事を頑張れている気がします。

今の仕事が一番好きかと言われればそうではないかもしれませんが、間違いなくベターな選択だったと思います。

最近は様々な種類の仕事があり、それだけに自分の将来に不安感を覚える就活生も多いはず。

「本当にこの会社でいいのか」「自分が思っていた会社と違う」

そんな時は一度、本当にやりたいことは何かを考えてみてはどうだろうか?もしかすると、彼女のように”ベターな選択”が出来るかもしれない。

学生ローン備忘録

A DAY OF BUBBLES, Vol.2

1828, March 23, 2020

今回のインタビュイーは、我々の大学の友人である朝倉翔平さん(21)。大学時代は学内でも一番強いと言われるテニスサークルと映画研究部に所属。3年生前期までは学生生活を満喫していたようだが、後期から様々な企業のインターンシップに参加するようになった。今年の2月からは就職活動を本格化させ、一転真面目な就活生となったようだ。

そんな彼とJR高田馬場駅で待ち合わせた。高田馬場と言えば、学生の飲み屋街や消費者金融が思いつくが、果たしてどんな1日となるのだろうか。

1831, March 23, 2020

朝倉翔平(以下朝倉): オッオッオッオッオッ(笑)※1

Terufumi : どうした(笑)

朝倉 : なにとってんだよ(笑)

Terufumi : お前は今日は取材を受けるんだよ(笑)

朝倉 : オッオッオッオッオッ(笑)まあまずタバコ吸おうよ。

そういうと、高田馬場駅のロータリーに向かって歩き始めた。

(注釈)※1 朝倉さんの特殊な笑い方。息を吸って笑う。

1833, March 23, 2020

朝倉 : 今日何してたの?

Terufumi : 今日は記事書いてたよ(笑)

朝倉 : あー、まちおさんの?

Terufumi : うん。

朝倉 : どうなの?

Terufumi : まずまずかな。お前のコレも記事にしてやるから(笑)

見事、記事になりました。

朝倉 : これ見てよ。

1835, March 23, 2020

Terufumi : 金ないって言ってたね(笑)

朝倉 : オッオッオッオッオッ(笑)小銭も見とく?

1835, March 23, 2020

Terufumi : ちゃんと、ないね(笑)

朝倉 : まじでやばい。今口座にマイナス17万だから(笑)

Terufumi : なにしたらそうなるんだよ(笑)

朝倉 : まあ~…。 気づいたらこうなってたんだよね(笑)

1836, March 23, 2020

朝倉 : 家にも催促状が届いてて、次が最後みたい。

Terufumi : ギリギリだな。

朝倉 : オッオッオッオッオッ(笑)だから今日は、学生ローンに行こうと思って。

Terufumi : 消費者金融に行くやつ見るの、初めてだわ(笑)

1836, March 23, 2020

Terufumi : てゆうか、有給インターンしてるじゃん。そこからお金は入ってこないの?

朝倉 : やってるけど… こうなったんだよね(笑)

1836, March 23, 2020

Terufumi : 生きて帰ってこれんの?(笑)

朝倉 : わからん(笑)

朝倉 : お店は19時までだったからそろそろ行こう。

1月2月の朝倉さんは飲み屋で現金が無ければクレジットカードを使っていた。手元から現金が無くなるどころか増えるので、金の勘定が出来なくなっていたのだろう。

朝倉さんは神妙な面持ちで消費者金融街に向かう。

1839, March 23, 2020

Terufumi : やっぱ怖い?(笑)

朝倉 : こえーよ(笑)

朝倉 : てゆうか17万も金を貸してくれるのかな。金で失敗したやつに普通は金貸さないよね。

Terufumi : 大学の名前で信用度を計ってたりするんじゃない?早稲田生だったら、ちゃんとした企業に就職できそうだし。取得単位数とかでも信用度に関係するかもね(笑)

朝倉 : あ、ハンコ持ってきたっけな?

Terufumi : ハンコ忘れても親指でいけるんじゃね?

1840, March 23, 2020
1840, March 23, 2020
1840, March 23, 2020

朝倉 : あったあった。百均のハンコ(笑)

Terufumi : 百均でいけんの?(笑)

朝倉 : 調べたら、百均のハンコでもいけるってあったよ。

Terufumi : でかい印鑑のイメージがあったわ。

Terufumi : てゆうか、もし金貸してもらえなかったらどうすんの?

朝倉 : 貸してもらえなかったら他のところも周る。この辺で金借りようとする人は何軒か周るらしいよ。だめな時はすぐ門前払いになるらしい。

Terufumi : へー。まずはどこ行くの?

大貫 : まずはカレッヂかな?

2人は3分ほど歩くと、カレッヂが入る雑居ビルに到着した。

Terufumi : 雰囲気あるね~(笑)

朝倉 : やべ~。

Terufumi : とりあえず写真撮っとこう(笑)

1841, March 23, 2020

Terufumi : 顔がこわばってんぞ(笑)

朝倉 : …。じゃあ行ってくるわ!

1841, March 23, 2020
1841, March 23, 2020
1842, March 23, 2020
1842, March 23, 2020
1842, March 23, 2020
1842, March 23, 2020

彼を見送ると、Terufumiは雑居ビルを出た。

ふと顔を上げると、提灯で飾られた居酒屋が目に入った。

「部活をしていたころは、馬場によく来たな」

そんなことを思いながら彼が帰ってくるまで居る場所を探そうとすると、後ろから人が歩いてきた。

後ろを振り返ると笑顔の彼がいた。

1844, March 23, 2020

朝倉 : オッオッオッオッオッ(笑)

Terufumi : ???

朝倉 : 門前払いされた(笑)

Terufumi : まじ!?やっぱ信用足りなかったんだ(笑)

朝倉 : いや、営業時間外だった。ドアをガチャガチャやってもあけてくれなかった(笑)

Terufumi : 本当に門前払いだったんだね(笑)

朝倉 : だめだったわ…。

二人はそのまま駅の方へ歩いて行った。

朝倉 : まじごめん!明日空いてる?

Terufumi : 明日は大阪に帰るかな。

朝倉 : そうなんだ、明日の昼くらいにまた来るわ。

Terufumi : Yukiに連絡しておいて。たぶんあいつは行けるから。

1846, March 23, 2020

朝倉 : じゃあこれそうだったら来て!

Terufumi : OK。了解!

朝倉 : じゃあね~~。

次の日

次の日朝倉さんから13時に高田馬場駅で集合したいとの連絡があり、取材班は13時前に高田馬場駅に到着した。

取材班は高田馬場駅で待っていると、彼から少し遅れるという連絡がきた。

そこで私たちは高田馬場の喫茶店で待ち合わせることにした。

1323, March 24, 2020

Yuki : なんでスーツなん?

朝倉 : インターンあるんだよね。

Yuki : インターンか。

朝倉 : まあ学生ローンもさ、スーツ着てた方が信用度が増すでしょ?

Yuki : 髪の毛もまとめてきてんじゃん。

Terufumi : なんかウォール街にいそうじゃない?

1324, March 24, 2020

Yuki : 金持ってそうなのに、持ってないんだよな(笑)

Yuki : ちゃんと持ち物は持ってきた?

朝倉 : 持ってきた!

1330, March 24, 2020

今回彼が持ってきたのは

・水道局からの郵便物(現住所と名前が記載されている公的機関からの郵便物が必要らしい)

・学生証

・保険証

・運転免許証

・キャッシュカード

・通帳

・印鑑

の計7点。

Terufumi : やべ~。ガチじゃん(笑)

Yuki : 借りたい額と使い道は?

大貫 : 20万円借りようと思ってる。

Yuki : 使い道は?

朝倉 : 公認会計士の資格取得のために予備校に通いたくて。

Yuki : 本当にそういうの?(笑)

大貫 : 聞かれたらtacって答えるよ(笑)

Yuki : へ~(笑)

店に入って10分くらいすると店員さんが注文を取りに来た。朝倉さんは店員さんにまた戻ってくると伝え、店を出ようとする。

1333, March 24, 2020

朝倉 : じゃあ、行ってくるわ!

Yuki : おつかれ~。

~40分後~

1415, March 24, 2020

Yuki : おかえり!

朝倉 : オッオッオッオッオッ(笑)

Yuki : 封筒持ってるじゃん。

朝倉 : オッオッオッオッオッ(笑)

1415, March 24, 2020

朝倉 : これで返せるわ~。

Terufumi : すんなり借りかれたの?

朝倉 : 結構サクサク進んだよ。ちゃんと真面目な顔して「公認会計士の資格のためです」って言ったら信用してもらえた。

Terufumi : そうなんだ。「クレジットカードの支払いのため」って言っても行けたんじゃない?

朝倉 : 本当にテキトーな説明しかしない人は門前払いになってた。入ってすぐ、おかえりくださいって。

1415, March 24, 2020

Yuki : 持ち物は足りた?

朝倉 : 住民票と通帳は使わなかったかな。

Yuki : 意外とそんなもんでいけるんだね。

朝倉 : そうだね。

Yuki : 最後に、なんか読者に言いたいことある?

朝倉 : クレジットカードはうまく使おう。クレジットカードは使った月の翌月に支払うから、実際に持つお金に実感がわかなくなる。お金を計算できる人、お金持ちの人はいいんだけど、細かいお金をクレカで支払っているとどれくらい使ったかが想像しづらくなるんだ。

朝倉 : クレカを持ったって、別にあなたがお金持ちになるわけじゃない。身の程を理解して使おう。

1537, March 24, 2020

朝倉 : そういえば、ご飯食べた?吉岡行こう!

Yuki : おれらは食ったよ。行くの?

朝倉 : 久しぶりに吉岡行きたいんだよね(笑)

Terufumi : またお金なくなるじゃん(笑)

Yuki : まあ、取材する?(笑)

End

日暮里にいる男を取材した

A DAY OF BUBBLES, Vol.1

1352, March 12, 2020

本日のインタビュイーは部活の先輩の田所まちおさん(22)。現在、理系の学部に所属している4年生で飲み会の席では盛り上げ役を買って出る、明るい性格の先輩である。

ここで第1回目のインタビュイーを決めるにあたって、とても苦労したということを説明しておきたい。

私たちが一般人をインタビューするにあたって編集部内で意見が食い違うことがあった。一方はただ一般人を取材しても面白くないと言い、一方は一般人を取材することはこのメディアの基軸ブランドとなると言った。

構成員Yukiが「まあ、転がそうよ」と言ったことで事態は収拾し、両者の妥協案を探すこととなった。

その結果、第一回目はある程度面白い人をインタビューするということに決まる。

しかし、面白い人といっても作ったような面白さは全く求めていなかったので、インタビュイーの決定は困難を極めた。第一回が失敗に終わればこれからの飛躍はないというプレッシャーもあった。

そんな中、部活の先輩が1本の動画をInstagramに投稿した。

1623, March 12, 2020

この写真そのものはインタビュー当日に撮ったものであるが、インタビュイーを決めようとしていた当時、この動画がInstagramに投稿された。

きっと読者のほとんどは、この人何してんの?と思っているはずだ。私たちもそう思った。

ただ私たちはそれと同時に安堵した。この瞬間、インタビュイーが決まったのだ。

彼はまさに私たちが探していた人だった。彼には私たちの企画の第1回目に出ていただけそうなやさしさ、たまにInstagramに理解不能な動画を投稿するようなクレイジーさを持ち合わせていた。

以上が当企画を転がすのにかかった苦労である。

私たちが合流場所、タリーズコーヒー日暮里店に着くと、彼はすでに席についていた。

Yuki : まちおさん、久しぶりっす!何飲んでますか?

まちお : あ~、ブラックコーヒーだよ。

Yuki : まちおさん、ブラックコーヒー飲めるんですね!

まちお : そうだね(笑)あんまり甘いものは好きじゃないんだよね。あと、脂肪をつけたくないから。

Yuki : あ、たしかジムに通ってるって言ってましたもんね!

まちおさんは週4でジムに通うという。人生で誇れるものは筋トレだけ、だそう。

まちお : じゃあ、いつも通り日暮里で遊ぶね!

すると、タリーズコーヒーを出て駅前の雑居ビルに入っていった。

まちお : ここの塾でバイトしてるから、ここに荷物を置いてくわ!

シフトにも入っていないのによくもバイト先に行けるなあ…。

1352, March 12, 2020

まちお : まず、昼だしランチたべにいこ!

どうやら、まちおさんおすすめのランチのお店があるらしい。

Yuki : よく日暮里に来るんですか?

まちお : まあバイト先があるからね。今から行くところはバイトが終わったらよく行くよ。

Yuki : へぇ~、楽しみ!

まちお : まずコンビニ行くわ!

Yuki : なんか買うんですか?

まちお : いや、お金おろしてくる!

1354, March 12, 2020

まちおさんはここで5000円ほど現金を下ろした。

1355, March 12, 2020

Yuki : この辺はお散歩コースなんですか?

まちお : たしかにいいお散歩コースだね。あんまりこの道は通らない。(笑)

Yuki : えっ、なんでこの道を通ったんですか?

まちお : 多分こっちの方向なんだよね。

Yuki : え…?

まちおさんはあまりルートを気にしないタイプのようだ。方角があってればだいたいいけるっしょ!てな感じ。

1357, March 12, 2020

Yuki : 墓地が見えてきましたね!奥に東京ドームみたいなのありますよ。(笑)

まちお : …おっぱいみたいだね。でかいね~。

Yuki : たしかに…。

つまらない話をしながら5分ほど歩くとランチのお店の通りに入った。

まちお : あ、わんちゃんお店休みかも。

Yuki : え、まじですか?

まちお : なんか定休日があった気がするんだよね。(笑)

Yuki : 調べてから来てくださいよ~。(笑)

そこから2,3分ほど歩くと、暗い店内のお店が見えてきた。

1403, March 12, 2020

まちお : うわ!休みじゃん!

Yuki : 真っ暗ですね。(笑)

まちお : えー、どうしよう。とりあえず、悔しがってるの撮っときなよ。

1403, March 12, 2020
1403, March 12, 2020

Terufumi : 多分撮れたと思います。

まちお : OK。どこ行く?

Yuki : 谷中銀座ここから近いですよ!

まちお : 谷中銀座いくか!行きたい店あったし。

Yuki : まじですか?そこ行きたいっす!

まちお : とりあえず、ぶらぶらテキトーに歩いてこ。

(後日談)まちおさんは取れ高が足るようにと考えて、Terufumiに写真を撮れと言ったと考えられます。編集部内でこの文脈について考慮しましたところ、この発言はまちおさんのやさしさを反映したものであると判断致しました。何卒ご了承ください。

1405, March 12, 2020

Terufumi : 「慶喜」ってあの「慶喜」なんですかね?

まちお : たぶんそうなんじゃない?ケーキ屋さんかな?

Terufumi : ケーキ屋さん?(笑)

まちお : 「慶喜」は「けいき」って読めるでしょ。だから。

Terufumi : あ~なるほど。わんちゃんケーキ屋さんですね!

Yuki : 寿司屋じゃない?

そのまま歩いていくと、一行は日暮里の地図を見つけた。

1406, March 12, 2020

まちお : なるほど、今この道を通ってきたからここをこういってここで…

Yuki : もうすぐ着きそうですね。

まちお : 次の大通りを右に曲がればいけるね。

Yuki : そうですね。

Terufumi : この辺の街並みはめっちゃ下町って感じでいいですね。

まちお : さっき猫カフェの前通ったけど、新しい店もあるよ。

Yuki : 寺とかめっちゃありますね。

1407, March 12, 2020

ここは寺が運営する幼稚園だそう。幼稚園はいつも通り授業を行っている様だった。

Terufumi : ここの先生は住職さんなんかな?

まちお : まあそうなんじゃない?寺の目の前だし。

子供を大切にする幼稚園。かっこいいですね。

一行はそのまま歩き、あるところで広い公園を見つけた。

1414, March 12, 2020

Yuki : この公園広いですね!そういえば、”あのストーリーのやつ”見せてくださいよ!

まちお : 頑丈で握りやすい棒がないんだよね…

Yuki : あの奥にあるやつ… 太いかな?

まちお : あれはちょっと太いかな~。手で覆えるくらいの太さがいい。

取材班はこの公園を諦め谷中銀座に向かおうとしたその時、まちおさんが動いた。

1414, March 12, 2020

まちお : ねえねえ!この辺に頑丈で握りやすい棒ないかな?

公園にいた少年① : え… 握りやすい棒ですか…?

まちお : そう、頑丈な、ね!

公園にいた少年② : この辺には… ないです…。

まちお : あっ、ほんとかあ!

(少年たちがボソボソ話し始める)

Yuki : やっぱ諦めて谷中銀座に行きましょう!

まちお : そうだね、またどこかで見つけるかもしれないし。じゃあね!

一行は公園を後にし、谷中銀座に向けてまた歩き始めた

Terufumi : いやぁ、でも、公園にめちゃくちゃ小学生いましたね!コロナかな?

まちお : やっぱそうなのかな?うちの塾でも休みが多いし。

Terufumi : そうなんですか!コロナだけど、子供たちは楽しそう。4月には体力測定の平均値がすごいことになりそうですね。(笑)

まちお : 谷中銀座で昼飲みしたいね!

Yuki : 昼飲みいいですね!

まちお : そのあと、おすすめのラーメン屋があるからそこいこう!

一行がこれからの予定について話をしていると、後ろから誰かが走ってきた。

??? : 丈夫で握りやすい棒みつけました~~!!

まちお : えっ!?

1418, March 12, 2020

公園にいた少年① : “トマト”のお店があるの、わかりますか?あの近くの公園に丈夫で握りやすい棒があるみたいです!

まちお : え、まじ!ありがとう!”トマト”って駅挟んで反対側の、だよね?

公園にいた少年① : そうです!

まちお : まじか!行ってくるわ!ありがとう。

Yuki : 行ってくるわ!(笑)ありがとう。

Terufumi : あの子供たち、探してくれたんですかね?やさしい。

Yuki : てゆうか、この辺で”トマト”っていったらどこかわかるんですか?

まちお : わかるよ。布とか売ってるお店。

Yuki : へぇ~。そうなんですね。

Terufumi : トマトって農園かと思った。(笑)

まちお : トマトの看板のお店があるんだよね。

Terufumi : ふつーに見てみたいな、それ。(笑)

1421, March 12, 2020

後編につづく

(編集部あとがき)これまで田所まちおさんのとある1日の半分をお送りしましたが、いかがだったでしょうか?とてもユニークな思考がやはり随所に見られるのが面白いですよね。この後様々なところに行くのですが、まだまだ彼の一挙手一投足には注目です。後編では会話というよりまさしさんのお話メインの内容となります。お楽しみに!