What’s next?
話題の宅二郎を注文してみた
4月下旬、私は宅二郎という宅配専門のラーメン屋がオープンしたというニュースを見て驚いた。
「レスポンス早!」

4月の下旬といえば、テレビではコロナウイルスの感染者数についてうるさく報道されていた時期だったので、私には飲食店のオープンが特異に思えたのだった。
インターネットで調べてみると、どうやらがっつり系ラーメンの宅配専門店らしい。
なんで?どうして?この時期に??
FLOATIN’ BUBBLESはその真相を探るため、急遽取材をすることにした。
取材するにあたって、私たちはまず実際に豚ラーメンを食べることにした。宅二郎は飲食店なので、五感でお店のポリシーを理解することが大切だと考えたからだ。ただそこは宅配専門のラーメン店。もちろんお店で食事することはできないし、お店から2km圏内までしか宅配してもらえない。
試行錯誤して私たちは宅二郎池袋本店近くの公園からUberEatsで注文することにした。

私たちは麺量をふつう(250g)、ヤサイ「マシマシ」、ニンニク「マシマシ」、アブラ「マシマシ」、醤油「マシマシ」で注文。あぁ注文するだけで胸が高鳴る。
注文画面はわかりやすくグラムで表記されており、初めてでもサクサク注文を進められた。がっつり系ラーメンを食べたことがない人でも注文しやすく、初心者にお勧め出来るかもしれない。
20分後


またヤサイはジップロックに入っており、購入者側で盛り付け方を調整・工夫することができる。宅配麺なのでこうしたパッケージングがなされたのだろうが、ラーメンとヤサイが分かれていることで臨機応変に味を変化させられ、家で自らのペースで食べる宅配麺としてはメリットだといえる。
ちなみに、このプラスチック容器はラーメン店にあるような陶器の丼に匹敵するくらいの大きさ。250gの麺量が普通、とされていたことから気づいていたが、宅配だからといって量に抜かりはなかった。普段大盛りのラーメンを食べる人でも驚くくらいのボリューム感だ。もちろん減らすこともできるので、自分のお腹と相談して注文しよう。
それではいざ、実食!
ズルズル… ズルズル…

…美味い。
麺はコシと弾力がありほどよくジャンキー。お店から距離が近かったので硬い麺を想像していたが、適度なやわらかさがありがっつり系ラーメンとしては一般的な硬さだと感じた。
チャーシュー(豚)はしっかりと中まで味が染みていておいしい。赤身のホロホロとした食感と柔らかい脂身がラーメン全体とうまく調和している。
スープはガツンとした醬油ベースのものというよりかは、まったりとしたクリーミーな味わい。そこにニンニクのうま味が相まってずっと食べていたくなる。ラーメン二郎とは系統の違う味で、そこにいわゆる二郎のピーキーな醤油の味わいはなく、マイルドでやさしいものとなっているので、がっつり系ラーメン初心者でも無理なく楽しめる。
ヤサイは二郎用語で言うところでは”クタ気味”の仕上がり。もしかすると、醤油を増量していたのでしんなりしていたのかもしれない。味がしっかりしみ込んでいるので、ヤサイだけ食べていても飽きない。また今回トッピングはすべてマシマシの注文をしていたわけだが、ヤサイの量だけが明らかに突出していた。クタ気味に仕上がりも相まって、ボリューム感を感じられた。
さらなる真相を探るため、ここで宅二郎の広報・大沼さんにいくつか質問をぶつけることにした。
ー宅二郎を出店した経緯を教えてください。
そもそも4月頃にラーメン店を開業する予定だったのですが、コロナウイルスの影響でその企画を再考しなければならなくなりました。そこで私たちが考えたのが、ニンニクのきいた太い麺のラーメンです。まずコロナ禍で在宅需要が伸びると考えました。しかし麺は宅配中にスープを吸って伸びてしまいます。そこで遠くに宅配してものびづらい太い麺を使用することに決まりました。また太い麺を使用するためにスープもジャンキーな味わいのものにしました。さらに、社会全体が感染症を危惧していたことから免疫力がつくと言われる食材がスーパーで売れ始めていたことに目をつけ、私たちはラーメンと相性のいいニンニクを入れることにしました。また、家ならニンニクのきいた料理を楽しんでもらえる方が多いという目算もありました。
感染リスクという点で飲食店は真っ先にやり玉にあがりました。最終的にはラーメンの会社として何か社会に貢献できないかという思いで出店に至りました。

なんとなく、ではなくて綿密な計画のもと出店していたことに正直驚いた。ラーメン全体が調和していたのはこういう理由だったのか。
ー現在の売り上げについて教えてください。

当初は1日に30杯くらい売れればいいと思っていたのですが、実際には1日に100杯程度は売り上げています。
私たちが宅二郎池袋本店を訪れたときは、ウーバーイーツの方がひっきりなしに往来しており、1日に100杯程度は売れるという話はとても納得できる。

売り上げの話からは逸れてしまうのだが、宅二郎池袋本店は我々が想像する池袋の地になく、またお店には調理場のスペースのみしかない。これらは宅配専門のラーメン店だからこそ可能な営業方法でとても理にかなっている。
私たちはラーメンにUberEatsさんの宅配料を乗せて販売しているだけなので、通常のラーメン店と利益率が低いということはありません。
ー宅二郎の今後についてお聞かせください。
正直言って、これから先どうしていくのかは未定です。在宅需要が増えるのか減るのか全くわからないですから。麺達人株式会社が宅二郎以外のブランドを展開する際も、「あの宅二郎の会社が別のラーメンを!」などとプロモーション出来るので、柔軟に将来を見据えています。
コロナ禍の4月にラーメン愛とロジカルな戦略でラーメン好きをバズらせた宅二郎。これからの動向にも期待したい。
自由が丘のショップ店員って
A DAY OF BUBBLES, Vol.3

今回トークするのは自由が丘でショップの店長をしている女の子。私は彼女と会ったときに無口そうな子だと感じた。センスが問われそうなノーカラーのワンピースに、アニメ「サザエさん」のワカメちゃんみたいな髪型。私とはまるで生きている世界線が異なるようだった。
BIO 宮城県出身の23歳。専門学校を卒業するまでは仙台にいたらしい。高校の頃から服が大好きで、毎月深夜バスで東京まで古着を買いに来ていたそうだ。

「コロナでも自由が丘は人でいっぱいですね(笑)」
彼女の話によると、取材当日の自由が丘の人出はいつもと変わらないそうだ。取材当日は国の緊急事態宣言が解除される前夜。多くの人は外の空気を吸おうと外出したのだろうか。街行く人々の肩が触れ合うくらいの「密」だった。
私はこのこじんまりとした街にどうしてこれ程人がいるのか疑問に思っていると、彼女がアドバイスしてくれた。彼女はショップの店長をしている経験から、自由が丘へはどの地域に住む人が来るのかを把握している。
自由が丘にいる人のほとんどは地元の方、横浜・川崎の方ですね。神奈川に住む人が買い物へ行くときは東京だと自由が丘に来られる方が多いです。
お金持ちの方もたくさんいて、一度に何着も購入される方もいますよ!
さすがセレブな街・自由が丘。

「時代はナタデココですね~」
私たちは話の流れでタピオカミルクティーを飲むことになった。自由が丘には4店舗ほどあり、どれも職場から近いためよく利用するそうだ。彼女が好きな味は「甘さ控えめ」のもの。タピオカとミルクティーの甘さが丁度よくバランスされるからだそう。
そんな彼女のタピオカに対する姿勢は意外にクール。今回彼女が注文したのは「台湾烏龍ミルクティー」と、保守的だ。
私にとってタピオカはコミュニケーションのツールなんですよね。お酒を飲んだ後に”〆タピ”をすることもあります。特段好きというわけではないけど、街を歩いていると気づいたら買っちゃってますね。

「死なないから大丈夫」
このモットーが生まれたのは少々遡るんですが、専門生の頃に妊娠しちゃったかもしれないという事件があったんです。私自身、心当たりがありましたし、本当に怖かったです。
その頃に妊娠について調べたり、”もしかしたら”の時を覚悟していました。私は親に迷惑はかけたくなかったので、全てを自分で解決しようとしていました。
人生について考えることもありました。この先どうなるんだろう?死んだ方がましかも?とも思いました。
結局、産婦人科に掛かってただの生理不順だったことがわかりました。
今ではその経験であらゆることを受け入れられるようになり、プラスに捉えられています。
彼女は専門学校を卒業し新卒でアパレル業界に就職した。現在は店舗の店長を務めているが、将来は新たな服を企画する部署に異動したいそうだ。
社内の人事システムは能力が伴っていれば希望の部署に異動できる仕組み。だから、今の店舗で実績を残したいんです。
上最近結果を求められることが多くて。ただ、私の業界は私自身の力よりも他の部分に依存するところがあるので、どうしていいかわからなくなる時があります。
そういうときは「死なないから大丈夫」と考えるようにしています。自分自身に責任感を持ち過ぎてもいいことはないですし。
辛いときは物事を楽観的に捉えてみる。そうするだけで、上手く自分をコントロールできるかもしれない。

「このコロナ自粛の間にテラハを一気観しました。人間関係が面白かったです」
そもそも彼女はテラスハウスを中高生向けの恋愛リアリティショーと考えており、私とは無縁だと考えていた。コロナ自粛で暇だったことや最近Netflixに登録したことがきっかけで観るようになったそう。
ちなみに一番好きなのは軽井沢編なんだそう。恋愛どうこうというよりは、女の子の腹黒さが出ているところが面白いらしい。
女の子が奇数人数いると、ごたごたしますよね。軽井沢編は一人の女の子がある男の子についたりだとか、そういう人間臭いところが面白かったですね。
(テラスハウスの内容は)すごくリアルで共感はできるが、”対岸の火事”っていう感じがします。自分事じゃないからこそ、エンターテイメントとして楽しめたのかなと。

「とりあえず大学に行くって何?」
筆者はここでふと、どうしてアパレル業界へ就職したのかが気になった。
高校生の頃におばあちゃんとよく遊んでいて、一緒にショッピングに行っていました。次第に服が好きになっていって気づいたら雑誌や古着を買い集めていましたね。
高校を卒業するころにはアパレル業界で働きたいという思いが固まっていました。なんとなくキラキラしてそうだし、好きなことを仕事にできるならそれ以上ないと思っていました。
社会に早く出たいという思いもありました。アパレル業界であれば専門学校を出て大卒よりも早く就職できるのでとても都合がよかったですね。
いざ就職してからはそれほどキラキラしていないし仕事も忙しくて辛い日もありますが、やはり服が好きなので今の仕事を頑張れている気がします。
今の仕事が一番好きかと言われればそうではないかもしれませんが、間違いなくベターな選択だったと思います。
最近は様々な種類の仕事があり、それだけに自分の将来に不安感を覚える就活生も多いはず。
「本当にこの会社でいいのか」「自分が思っていた会社と違う」
そんな時は一度、本当にやりたいことは何かを考えてみてはどうだろうか?もしかすると、彼女のように”ベターな選択”が出来るかもしれない。
90分で映画を楽しもう
Written by Teru

コロナウイルスで家に居る時間が長くなりましたが、みなさんは有意義に過ごされているでしょうか。今回はそんな「おうち時間」を楽しませてくれる娯楽の紹介です。
家での娯楽といえば読書、映画、音楽、料理など様々ですが、その中で私たちがおすすめするのは映画です。映画にはそのストーリーの世界に没頭させ、退屈な日常からスクリーンの中へ連れて行く力があります。しかし、映画を好きではない人にとってはそれこそ退屈な時間。映画を好きになるにはやはり面白いものでなければなりません。
今回は90分で楽しませてくれる映画を5作をピックアップしてあなたのチルな時間のお手伝いをさせていただきます!
①パッセンジャーズ

2008年に公開されたサスペンススリラー映画、「パッセンジャーズ」。
この映画のみどころはその物語の真相なのですが、その1点だけでストーリーが展開するのではなくさまざまなサイドストーリーが90分間を飽きずに楽しませてくれます。主演アン・ハサウェイの美貌を楽しむのもよしで、無難に万人受けする映画と言えます。
(あらすじ)セラピストドクターのクレアは飛行機事故から生存した5人を受け持つことになります。クレアはグループディスカッションを通して治療に取り掛かりますが、グループディスカッションの度に1人ずつ患者が行方不明に。航空会社による陰謀を感じ取ったクレアは航空機事故の真相を解き明かそうとしますが、果たして彼女の運命はいかに。
Amazon Prime Video : あり(無料)
Netflix : なし
②ゼロ・グラビティ

2013年に公開されたSFヒューマンサスペンス映画、「ゼロ・グラビティ」は第86回アカデミー賞の作品賞、主演女優賞以外の全部門で受賞したことで有名です。
この映画の特徴は何と言っても「没頭感」。宇宙の描写や音を上手く表現しており、まるで宇宙飛行士になったかのような体験ができます。家の中の日常から宇宙へトリップさせてくれる映画です。
Amazon Prime Video : あり(有料)
Netflix : あり
③ワイルドなスピード! AHO MISSION

作品名から分かるように、こちらの映画は「ワイルドスピード」のパロディです。ワイスピを茶化しながらも本家顔負けのストーリーが魅力。どこまでもAHOなストーリーがワイスピを観た人はもちろん、そうでない人も楽しませてくれます。普通の映画とは違いシーン毎で楽しめるので、映画に飽きてきた方にもお勧めです!
Amazon Prime Video : あり(有料)
Netflix : あり
④ニューヨーク 眺めのいい部屋売ります

ニューヨークの外れに住む老夫婦がアパートを売ろうとする中で「本当に大切なもの」見つけていくストーリー。老夫婦の仲の良さが観る者をほっこりした気持ちにさせてくれます。家の中に籠っているみなさんもこの映画を観ながら物思いに耽ってみてはいかがでしょうか。
Amazon Prime Video : あり(無料)
Netflix : あり
⑤ミッドナイト・イン・パリ

誰でも「昔の方がよかった」と思う瞬間、ありませんか?しかし、昔を懐かしむばかりでは今を生きていけません。この映画は今を生きる勇気を与えてくれます。
私はこの映画のパリの風景が大好きです。主人公は夜になると2010年から1920年代へタイムスリップしてしまうのですが、昔のパリが何ともエモい。それだけでも見る価値のある映画だと思います。
Amazon Prime Video : あり(無料)
Netflix : あり
90分の貴重な時間を使う方法はさまざまですが、人生を変えうる映画鑑賞の時間に投資してみるのはいかがでしょうか?
学生ローン備忘録
A DAY OF BUBBLES, Vol.2

今回のインタビュイーは、我々の大学の友人である朝倉翔平さん(21)。大学時代は学内でも一番強いと言われるテニスサークルと映画研究部に所属。3年生前期までは学生生活を満喫していたようだが、後期から様々な企業のインターンシップに参加するようになった。今年の2月からは就職活動を本格化させ、一転真面目な就活生となったようだ。
そんな彼とJR高田馬場駅で待ち合わせた。高田馬場と言えば、学生の飲み屋街や消費者金融が思いつくが、果たしてどんな1日となるのだろうか。

朝倉翔平(以下朝倉): オッオッオッオッオッ(笑)※1
Terufumi : どうした(笑)
朝倉 : なにとってんだよ(笑)
Terufumi : お前は今日は取材を受けるんだよ(笑)
朝倉 : オッオッオッオッオッ(笑)まあまずタバコ吸おうよ。
そういうと、高田馬場駅のロータリーに向かって歩き始めた。
(注釈)※1 朝倉さんの特殊な笑い方。息を吸って笑う。

朝倉 : 今日何してたの?
Terufumi : 今日は記事書いてたよ(笑)
朝倉 : あー、まちおさんの?
Terufumi : うん。
朝倉 : どうなの?
Terufumi : まずまずかな。お前のコレも記事にしてやるから(笑)
見事、記事になりました。
朝倉 : これ見てよ。

Terufumi : 金ないって言ってたね(笑)
朝倉 : オッオッオッオッオッ(笑)小銭も見とく?

Terufumi : ちゃんと、ないね(笑)
朝倉 : まじでやばい。今口座にマイナス17万だから(笑)
Terufumi : なにしたらそうなるんだよ(笑)
朝倉 : まあ~…。 気づいたらこうなってたんだよね(笑)

朝倉 : 家にも催促状が届いてて、次が最後みたい。
Terufumi : ギリギリだな。
朝倉 : オッオッオッオッオッ(笑)だから今日は、学生ローンに行こうと思って。
Terufumi : 消費者金融に行くやつ見るの、初めてだわ(笑)

Terufumi : てゆうか、有給インターンしてるじゃん。そこからお金は入ってこないの?
朝倉 : やってるけど… こうなったんだよね(笑)

Terufumi : 生きて帰ってこれんの?(笑)
朝倉 : わからん(笑)
朝倉 : お店は19時までだったからそろそろ行こう。
1月2月の朝倉さんは飲み屋で現金が無ければクレジットカードを使っていた。手元から現金が無くなるどころか増えるので、金の勘定が出来なくなっていたのだろう。
朝倉さんは神妙な面持ちで消費者金融街に向かう。

Terufumi : やっぱ怖い?(笑)
朝倉 : こえーよ(笑)
朝倉 : てゆうか17万も金を貸してくれるのかな。金で失敗したやつに普通は金貸さないよね。
Terufumi : 大学の名前で信用度を計ってたりするんじゃない?早稲田生だったら、ちゃんとした企業に就職できそうだし。取得単位数とかでも信用度に関係するかもね(笑)
朝倉 : あ、ハンコ持ってきたっけな?
Terufumi : ハンコ忘れても親指でいけるんじゃね?



朝倉 : あったあった。百均のハンコ(笑)
Terufumi : 百均でいけんの?(笑)
朝倉 : 調べたら、百均のハンコでもいけるってあったよ。
Terufumi : でかい印鑑のイメージがあったわ。
Terufumi : てゆうか、もし金貸してもらえなかったらどうすんの?
朝倉 : 貸してもらえなかったら他のところも周る。この辺で金借りようとする人は何軒か周るらしいよ。だめな時はすぐ門前払いになるらしい。
Terufumi : へー。まずはどこ行くの?
大貫 : まずはカレッヂかな?
2人は3分ほど歩くと、カレッヂが入る雑居ビルに到着した。
Terufumi : 雰囲気あるね~(笑)
朝倉 : やべ~。
Terufumi : とりあえず写真撮っとこう(笑)

Terufumi : 顔がこわばってんぞ(笑)
朝倉 : …。じゃあ行ってくるわ!






彼を見送ると、Terufumiは雑居ビルを出た。
ふと顔を上げると、提灯で飾られた居酒屋が目に入った。
「部活をしていたころは、馬場によく来たな」
そんなことを思いながら彼が帰ってくるまで居る場所を探そうとすると、後ろから人が歩いてきた。
後ろを振り返ると笑顔の彼がいた。

朝倉 : オッオッオッオッオッ(笑)
Terufumi : ???
朝倉 : 門前払いされた(笑)
Terufumi : まじ!?やっぱ信用足りなかったんだ(笑)
朝倉 : いや、営業時間外だった。ドアをガチャガチャやってもあけてくれなかった(笑)
Terufumi : 本当に門前払いだったんだね(笑)
朝倉 : だめだったわ…。
二人はそのまま駅の方へ歩いて行った。
朝倉 : まじごめん!明日空いてる?
Terufumi : 明日は大阪に帰るかな。
朝倉 : そうなんだ、明日の昼くらいにまた来るわ。
Terufumi : Yukiに連絡しておいて。たぶんあいつは行けるから。

朝倉 : じゃあこれそうだったら来て!
Terufumi : OK。了解!
朝倉 : じゃあね~~。
次の日
次の日朝倉さんから13時に高田馬場駅で集合したいとの連絡があり、取材班は13時前に高田馬場駅に到着した。
取材班は高田馬場駅で待っていると、彼から少し遅れるという連絡がきた。
そこで私たちは高田馬場の喫茶店で待ち合わせることにした。

Yuki : なんでスーツなん?
朝倉 : インターンあるんだよね。
Yuki : インターンか。
朝倉 : まあ学生ローンもさ、スーツ着てた方が信用度が増すでしょ?
Yuki : 髪の毛もまとめてきてんじゃん。
Terufumi : なんかウォール街にいそうじゃない?

Yuki : 金持ってそうなのに、持ってないんだよな(笑)
Yuki : ちゃんと持ち物は持ってきた?
朝倉 : 持ってきた!

今回彼が持ってきたのは
・水道局からの郵便物(現住所と名前が記載されている公的機関からの郵便物が必要らしい)
・学生証
・保険証
・運転免許証
・キャッシュカード
・通帳
・印鑑
の計7点。
Terufumi : やべ~。ガチじゃん(笑)
Yuki : 借りたい額と使い道は?
大貫 : 20万円借りようと思ってる。
Yuki : 使い道は?
朝倉 : 公認会計士の資格取得のために予備校に通いたくて。
Yuki : 本当にそういうの?(笑)
大貫 : 聞かれたらtacって答えるよ(笑)
Yuki : へ~(笑)
店に入って10分くらいすると店員さんが注文を取りに来た。朝倉さんは店員さんにまた戻ってくると伝え、店を出ようとする。

朝倉 : じゃあ、行ってくるわ!
Yuki : おつかれ~。
~40分後~

Yuki : おかえり!
朝倉 : オッオッオッオッオッ(笑)
Yuki : 封筒持ってるじゃん。
朝倉 : オッオッオッオッオッ(笑)

朝倉 : これで返せるわ~。
Terufumi : すんなり借りかれたの?
朝倉 : 結構サクサク進んだよ。ちゃんと真面目な顔して「公認会計士の資格のためです」って言ったら信用してもらえた。
Terufumi : そうなんだ。「クレジットカードの支払いのため」って言っても行けたんじゃない?
朝倉 : 本当にテキトーな説明しかしない人は門前払いになってた。入ってすぐ、おかえりくださいって。

Yuki : 持ち物は足りた?
朝倉 : 住民票と通帳は使わなかったかな。
Yuki : 意外とそんなもんでいけるんだね。
朝倉 : そうだね。
Yuki : 最後に、なんか読者に言いたいことある?
朝倉 : クレジットカードはうまく使おう。クレジットカードは使った月の翌月に支払うから、実際に持つお金に実感がわかなくなる。お金を計算できる人、お金持ちの人はいいんだけど、細かいお金をクレカで支払っているとどれくらい使ったかが想像しづらくなるんだ。
朝倉 : クレカを持ったって、別にあなたがお金持ちになるわけじゃない。身の程を理解して使おう。

朝倉 : そういえば、ご飯食べた?吉岡行こう!
Yuki : おれらは食ったよ。行くの?
朝倉 : 久しぶりに吉岡行きたいんだよね(笑)
Terufumi : またお金なくなるじゃん(笑)
Yuki : まあ、取材する?(笑)
End
都市封鎖は現実的な手段なのか?

日本では1月から本格化した新型コロナウイルス感染症の流行。当初日本は流行のコントロールに成功したかに見えたが、2月14日から1日あたりの新規感染者の数が加速している。現在では都知事・小池百合子氏が都市封鎖(ロックダウン)という言葉を用いて危機感をあらわにしている。
新型コロナウイルス感染症について
そもそも、読者は新型コロナウイルス感染症をどのようなものと考えているだろうか。
新型コロナウイルス感染症はインフルエンザと何も変わらない、動揺するほうがバカだ、などと考えていないだろうか?
ここで一つ考えてもらいたい。これまででニュース、SNSを通して「病院に人工呼吸器が足りない」と聞いたことがあるだろうか。
我々が直面する問題はインフルエンザ、風邪などと同じではない。
都市封鎖(ロックダウン)とは何か?
都市封鎖は現在欧米を中心に実施されている感染症対策のことである。具体的には外出規制、渡航規制がこれにあたる。欧米諸国は日本のような感染者数の推移を辿らず、爆発的な増加率で流行していることから、州や国全域の外出規制の実施が頻発している。
日本は今現在、欧米諸国のような感染者の増加は起こっていないが、こうした感染症は倍々の数で流行するので、小池百合子氏は「ロックダウン」の可能性を示唆したものと思われる。
東京都の累計感染者数は3月27日の時点で299人で、そのうち40人が3月27日に感染が判明した人数である。これは全体の13%を占める数で、その流行のスピードがどれほどのものかは言わずもがなだ。
(追記)NHKによると3月29日の時点で累計感染者数は430人。また同日に感染が判明したのはそのうち68人だそうだ。
世界の都市封鎖に対する姿勢は?
米ニューヨーク州では3月20日に外出禁止令が発令された。
実はニューヨーク市はその前日に外出禁止令の発令を見送っている。3月19日に感染者が18日から1744人増え、累計感染者数が3615人となっていたのにもかかわらず、だ。
ニューヨーク市は市の経済的な規模の大きさから、ヒトの動きを止めることによる被害を懸念したのだろう。爆発的な感染者の増加はおさえることはできず、その翌日にはニューヨーク州の名において外出禁止令が発令された。
2月末の時点でトランプ大統領は新型コロナウイルス感染症による死者は国内に1人もいないと主張していたが、3月29日現在、新型コロナウイルス感染症の感染者が最も多いのはアメリカとなってしまった。また、アメリカで最も感染者が多いのは現在ニューヨーク州で、政治的決断の遅さが招いた参事といえるだろう。
ニューヨーク州ニューヨーク市は東京23区と面積、人口、都市機能の点でとても良く似ているが、東京はニューヨーク市の二の舞となってしまうのだろうか?
ニューヨーク市が政治的決断の遅さで感染者数の増加を食い止めることができなかったことから、東京都は比較的早いタイミングで都市封鎖を決断する可能性が高いといえる。
今日から平日が始まるが、果たしてどんな4月が待っているのだろうか?
Written by FLOATIN’ BUBBLES
Kahoの徒然日記 vol.1「酒が飲めなくて何が悪い。」

こんにちは!
FLOATIN’ BUBBLESエディターのKahoです。
このメディアでは目白・東横グルメの連載の他にも、エディター1人1人が徒然なるままに(?)書いた記事、まあ簡単に言ってしまえば日記も掲載していくつもりです。
その第一弾として!
わたくしKahoが自己紹介も兼ねて、今回色々書いていこうかなあ〜という次第でございます。
長文駄文ですが、最後までお付き合いくださると嬉しいです!
さてさて、みなさん早速ですがお酒は好きですか?飲めますか?

いろんな意見があると思いますが、
私実はお酒がまっっっったく飲めないんですね〜
ほろ酔いでガチ酔いです。吐きます。

顔が赤いのが分かりますかね?
「お酒飲めないなんてかわいそう、、、」
「そんなに飲めそうな顔なのに、、、」
「お酒飲めないなら飲み会もキツそう」
うわ〜いろんな意見が聞こえてくる!聞こえてくるよ!!!
たしかにね、お酒飲めないと初対面同士の時は引け目を感じるし、変に酒好きそうな顔だから飲まされそうにもなるし、お酒を理由に男の人にお持ち帰りされたりとかも難しいよ!
でも私はお酒を飲めないことをハンデだとはまっっったく思っておりません。(本当は2割くらい思っている。この2割の原因については後ほど。)
だってお酒飲めなくてもソフドリでも、楽しい居酒屋は楽しい!!!!
そんな私が、今回はお酒が飲めない同志たちを代表して(?)、その気持ちを画面の前のみなさんに届けて行こうと思います!!!
ここまで読んでくれたみなさんはお気づきの通り、
今回私が徒然なるままに書くのは「お酒が飲めない人の居酒屋の楽しみ方」についてなんですね。
なんでこれを書くことになったのか。
それは、FLOATIN’BUBBLESメンバーTerufumiが居酒屋にて発したこの言葉から始まりました。
Terufumi:酒が飲めない人にとって居酒屋って楽しいの?
さらに彼は続けます。
Terufumi:酒が飲めれば何時間でも楽しくいられるけど、飲めなかったらそんなに長居とか出来なくないか?
私はこの発言を聞いて思いました。というか言いました。
みんなお酒に頼りすぎじゃない?
つまりね、結局のところ、普段話してて楽しい人と飲むお酒の席は楽しいし、つまんない人だったらお酒が入っててもつまんないんじゃないの?
てことを言いたいわけなんです。
居酒屋だろうがカフェだろうが部室だろうが、場所なんて関係なく、
そしてお酒が強かろうが弱かろうが関係なく、
場を盛り上げるのって結局話が楽しい人なんだよねって思うんですよね。
だからぶっちゃけ今のお酒が飲めない自分に不満とかコンプレックスを感じてるかって言われると全然そんなことなかったりする。

めちゃくちゃ見栄はるじゃんコイツって思ったでしょ!
そうです見栄はってます!
だってさ、居酒屋ってつく場所でソフドリを堂々と頼むのってなんか勇気いるんだよ!!!
(お酒飲めない人はこの気持ち分かってください)
お酒飲めない人がなんでお酒の席が苦手かって、「みんなとりあえず生」文化があるからだと思うんだよね。
例えば大学の新歓コンパだったり新入社員の歓迎会、なんなら初対面同士の集まりで居酒屋に行きますよね。
さあ飲み物頼みましょうってなったときにどこからともなく聞こえてくる、
「みんなとりあえず生でいい〜?」
これよこれ!!!!!!
そんな中で
「あ、私緑茶で(その他カシオレで、ピーチウーロンでの場合もある)」
なんて言おうものならすぐさま、ノリ悪いとかお酒弱いアピールかよとか、マイナスな方向に思われるんじゃないか?って考えてしまうんです。
私は、これが飲めない人の飲み会に対する苦手意識の原因だと思ってる。
飲み会=居酒屋でやるもの=お酒を飲まなくちゃいけない
この方程式がみんなの頭の中に固定概念としてある限り、
やっぱりお酒飲めない人にとって居酒屋は苦手なものとして捉えられてしまうのは仕方がないことなんだよなあ、
と思います。
かくいう私も、初対面同士の飲み会は少し苦手。
やっぱりお酒が弱いことで受け取られる印象ってあるよなあ〜って思ってしまいます。
だからといって、大衆居酒屋が嫌いなわけじゃないんです!!!
むしろ好き!!!
一時期ちばちゃんにハマりすぎて週3くらいで通ってた時期もありました。渋谷の立ち飲みもよく行きます。
え?意外???
この記事を書くにあたって、私にとっての居酒屋のメリットてなんだろう???
って改めて考えたのを、次に書き出してみました。
①近い距離感で人と話せる
ここで言う距離感は、物理的なもの心理的なものどちらも含んでいます。
居酒屋ってどうしてもお店が狭かったり、人が沢山いて賑やかだったりする。
そうすると、物理的な距離感も縮まるだろうし、普段話せないことも騒音に紛れてなんとなく話せたりするんじゃないかな。
これって普通のカフェとかと違って、お酒が入ってても入ってなくても変わらないんじゃないかと思います。
(お酒が入ってたら尚更だろうけど。飲まない私にとっては、距離感というのが1番ハードルを感じるところではあります。)
②なんと言ってもコスパが最強(店にもよるけど)
大衆居酒屋はもちろん、個人経営のお店も価格帯が低めなところが多い。ソフドリなんて本当に安いんだよ〜!
お財布に優しいって、やっぱめちゃくちゃ大事じゃない?
③映えを気にせずふらっと入れる
インスタ映えってすごいよね、可愛いし写真に撮りたくなっちゃう。でも映え料理って値段が高い割に量が少なかったり、入店までにすごく並んだりする。
食べることとお喋りすることに集中できる空間て、時間を気にせずふらっと入れる大衆居酒屋なんじゃないかと思うんです。
あと、映え写真ってお料理の力じゃなくて本人の写真を撮る技術の問題だと思うのは私だけでしょうか…

映え写ヘタクソ選手権出れると思う。
このあとプリンは残しました…
ここまでめちゃくちゃ長々と書いてきましたが、私が言いたいのはひとつだけ。
居酒屋は、どこに行くかではなく誰と行くか
ということ!!!
仲が良い人や話してて楽しい人同士なら、居酒屋だろうがカフェだろうがお酒があろうがなかろうが、何時間だって楽しい時間を過ごせるってことなんです。
だから居酒屋でも、飲める人はガバガバ飲んでいいし、飲めない人も無理に合わせる必要はないんじゃないかな、と思います。
そういう考え方を、みんな頭の片隅に入れておいてくれたら嬉しいな〜!!!
というわけで、ここまで読んでくれたみなさんはぜひぜひ私と居酒屋に行きましょう。
あわよくばお友達募集中です。
女の子も男の子もインスタから声かけて欲しいなあ〜〜〜!!!!
次回は「ふらっと夜行バス旅行 in 京都」
だらだら書こうと思ってます!ぜひ読んでね🥺
Written by @___gokigengram
The Drill Scenes Won’t Be Stopped

2020年2月19日、銃撃事件に巻き込まれ弱冠20歳という若さでこの世を去ったPop SmokeやFivio Foreignらによって成長を遂げてきたNY, Brooklynのドリル・ミュージックがシーンのトレンドである事を疑う者はいないだろう。彼らと共にシーンを盛り上げてきたUKのビートメイカーであるAxl Beatsや808 MeloのビートがDrakeやTravis Scottに用いられ、それに続くようにRich The Kidは “Easy” をリリースし、Fivio ForeignはLil BabyとMigosのQuavoを客演に迎えた “Big Drip” のRemixをリリースしている。
そもそもドリル・ミュージックとはシカゴ南部において2010年頃に誕生したトラップ・ミュージックの派生に位置付けられるジャンルであり、起源的にはギャング間の抗争を背景とする暴力的で不穏な雰囲気の漂う音楽である。Chief KeefやYoung Chopが代表的なアーティストとして挙げられ、彼らのヒットによって全世界的に拡大したドリル・ミュージックの流行の波は海を渡りUKやオーストラリア、スペインなどにローカルなドリルのシーンを生み出した。
その中でも特にUKのドリル・シーンはロンドンを中心に大きく発展しており、その暴力的な内容が犯罪を助長させているとして、UKドリルのアーティストのMVの大半がロンドン警視庁の要請によって削除されるという騒動があった事からも勢いを見て取る事が出来る。
一方でこの様に盛り上がりを見せるロンドンの近く、アイルランドでも独自のドリル・シーンが芽吹いていた。
アイリッシュ・ドリルの起源をジャーナリスティックな観点から辿る事は難しい。それはアーティストと接触する事が信じられない程に難しいからである。このシーンを垣間見る最良の手段はYouTubeであり、そこではただの地下ではなく地中で急成長する文化を見る事ができる。シーンはゆっくりと、そして密かに構築されてきた。ある種のブレークスルーの瞬間が訪れたのは、J.B2とChuksがUKのラッパーRussとコラボした “Link Up” である。2018年11月に投稿されたこのMVは、この記事を投稿している時点で800万回以上の再生回数を記録している。J.B2はアスローンを代表するクルーである090の創立メンバーであり、彼の跳躍感溢れるスタッカートを交えた自由なフロウはオリジナリティに溢れており、曲に独特なバウンスを生み出している。
アイリッシュ・ドリルのシーンの形成にはアフリカ系移民の子供たちがほぼ同時期に成人していることが関係しているとの説がある。この状況は80年代頃にイギリスでジャマイカ人の移民によってレゲエのシーンが発展した事と共通性が見られ、90年代のアイルランドでは一度引っ越してきて子供を産むとパスポートを取得することが法律で定められていたので、文化自体はイギリスからによるものだがナイジェリア人やガーナ人、コンゴ人の移民二世が担い手となってシーンを生み出したと言われている。実際にReggieはリリックにナイジェリア語のスラングを入れていたり、Officaはヨルバ語を使っていたりする事からもその関係性を垣間見る事が出来る。
シーンは明らかに都市を中心に生まれたものだが、ドリルの歴史的なルーツとは異なり10代の若者の倦怠感と貧困にあえぐコミュニティとの間にだけ存在するわけではなく、道徳的なパニックと憤りが渦巻いているわけでもない。アスローンのラッパーであるJug JugとCubezは現在090を構成しているが、AV9とD15という二つのクルーはダブリンのすぐ北側の郊外から出現した。このシーンの若いアーティスト達について彼らがアイルランド人であることを考慮すると、最初に気づくことは彼らがアイルランドのスラングを用いながらも英語のアクセントがUKのそれと同じ事である。090のクルーを管理するSequenceは黒人のラッパーにアイルランド訛りがないのは、アイルランドがアイリッシュネスという抽象的で常に流動的な概念と闘う中で、微妙な人種的な側面が関係しているのではないかと仄めかしている。アイリッシュ・ドリルは確かにアイデンティティーを獲得してはいるものの、あくまでドリル・ミュージックのシーンの中心はロンドンにあるが為に言語的な面で部分的にUKのスタイルに迎合する事を求められていると言えるのではないだろうか。
アイルランドでは人種差別が未だに根強く残っている。 アイルランドのアフリカ国籍者は現在アイルランドの労働市場で最も不利な立場にあり、あらゆる場面で差別に直面していることが明らかになっている。 アイルランドで生まれたアフリカ系移民二世は、両親がナイジェリアや南アフリカなどから来たドリル・シーンの若者たちのように差別を経験している。また、UKドリルのシーンは大部分が既存のギャングのライバル関係を中心に構築されている一方で、統計的に見てもアイルランドはギャング犯罪の発生率は非常に低く、都市部でさえも世界で最も安全な場所の一つである。 その為かアイリッシュ・ドリルのリリックは歌詞の信憑性はともかく、物語性のあるダイアリスティックなものが多い。 ラッパーの中には中等教育を受けている人もいれば、大学に通っている人もいる。「自分たちの生活の中で起こっていることに共感し、ラップをすることができるからこそドリルのシーンに溶け込んでいる 。」とJ.B2は言う。15歳から21歳までの若いラッパーたちでさえも、そのような問題が自分たちのコミュニティに影響を与えていることを十分に認識している。
2018年Spotifyのキュレーター達はアイルランドのヒップホップに特化したプレイリストであるThe New Eireを作成し、アイルランド最大級のフェスティバルのひとつのLongitudeではインディーズからヒップホップ、R&Bへとピボットしていった。 グライムやアフロ・バッシュメントとは明らかに異なるUKのドリルとは対照的に、アイルランドのドリルは内向きではなく、アイルランドのポピュラー・ミュージックとして浸透させようとしている。「アイリッシュ・ドリルは、UKのドリル・シーンよりも、そうでないにしても同じくらい大きなものになると思う」とSequenceは自信を持って語っている。
2020年、ドリル・ミュージックの流行と共に周辺としてのローカルなシーンに注目が集まる中、アイルランドのドリル・シーンから目が離せない。
Writer: Takatsugu Ishida
日暮里にいる男を取材した
A DAY OF BUBBLES, Vol.1

本日のインタビュイーは部活の先輩の田所まちおさん(22)。現在、理系の学部に所属している4年生で飲み会の席では盛り上げ役を買って出る、明るい性格の先輩である。
ここで第1回目のインタビュイーを決めるにあたって、とても苦労したということを説明しておきたい。
私たちが一般人をインタビューするにあたって編集部内で意見が食い違うことがあった。一方はただ一般人を取材しても面白くないと言い、一方は一般人を取材することはこのメディアの基軸ブランドとなると言った。
構成員Yukiが「まあ、転がそうよ」と言ったことで事態は収拾し、両者の妥協案を探すこととなった。
その結果、第一回目はある程度面白い人をインタビューするということに決まる。
しかし、面白い人といっても作ったような面白さは全く求めていなかったので、インタビュイーの決定は困難を極めた。第一回が失敗に終わればこれからの飛躍はないというプレッシャーもあった。
そんな中、部活の先輩が1本の動画をInstagramに投稿した。

この写真そのものはインタビュー当日に撮ったものであるが、インタビュイーを決めようとしていた当時、この動画がInstagramに投稿された。
きっと読者のほとんどは、この人何してんの?と思っているはずだ。私たちもそう思った。
ただ私たちはそれと同時に安堵した。この瞬間、インタビュイーが決まったのだ。
彼はまさに私たちが探していた人だった。彼には私たちの企画の第1回目に出ていただけそうなやさしさ、たまにInstagramに理解不能な動画を投稿するようなクレイジーさを持ち合わせていた。
以上が当企画を転がすのにかかった苦労である。
私たちが合流場所、タリーズコーヒー日暮里店に着くと、彼はすでに席についていた。
Yuki : まちおさん、久しぶりっす!何飲んでますか?
まちお : あ~、ブラックコーヒーだよ。
Yuki : まちおさん、ブラックコーヒー飲めるんですね!
まちお : そうだね(笑)あんまり甘いものは好きじゃないんだよね。あと、脂肪をつけたくないから。
Yuki : あ、たしかジムに通ってるって言ってましたもんね!
まちおさんは週4でジムに通うという。人生で誇れるものは筋トレだけ、だそう。
まちお : じゃあ、いつも通り日暮里で遊ぶね!
すると、タリーズコーヒーを出て駅前の雑居ビルに入っていった。
まちお : ここの塾でバイトしてるから、ここに荷物を置いてくわ!
シフトにも入っていないのによくもバイト先に行けるなあ…。

まちお : まず、昼だしランチたべにいこ!
どうやら、まちおさんおすすめのランチのお店があるらしい。
Yuki : よく日暮里に来るんですか?
まちお : まあバイト先があるからね。今から行くところはバイトが終わったらよく行くよ。
Yuki : へぇ~、楽しみ!
まちお : まずコンビニ行くわ!
Yuki : なんか買うんですか?
まちお : いや、お金おろしてくる!

まちおさんはここで5000円ほど現金を下ろした。

Yuki : この辺はお散歩コースなんですか?
まちお : たしかにいいお散歩コースだね。あんまりこの道は通らない。(笑)
Yuki : えっ、なんでこの道を通ったんですか?
まちお : 多分こっちの方向なんだよね。
Yuki : え…?
まちおさんはあまりルートを気にしないタイプのようだ。方角があってればだいたいいけるっしょ!てな感じ。

Yuki : 墓地が見えてきましたね!奥に東京ドームみたいなのありますよ。(笑)
まちお : …おっぱいみたいだね。でかいね~。
Yuki : たしかに…。
つまらない話をしながら5分ほど歩くとランチのお店の通りに入った。
まちお : あ、わんちゃんお店休みかも。
Yuki : え、まじですか?
まちお : なんか定休日があった気がするんだよね。(笑)
Yuki : 調べてから来てくださいよ~。(笑)
そこから2,3分ほど歩くと、暗い店内のお店が見えてきた。

まちお : うわ!休みじゃん!
Yuki : 真っ暗ですね。(笑)
まちお : えー、どうしよう。とりあえず、悔しがってるの撮っときなよ。


Terufumi : 多分撮れたと思います。
まちお : OK。どこ行く?
Yuki : 谷中銀座ここから近いですよ!
まちお : 谷中銀座いくか!行きたい店あったし。
Yuki : まじですか?そこ行きたいっす!
まちお : とりあえず、ぶらぶらテキトーに歩いてこ。
(後日談)まちおさんは取れ高が足るようにと考えて、Terufumiに写真を撮れと言ったと考えられます。編集部内でこの文脈について考慮しましたところ、この発言はまちおさんのやさしさを反映したものであると判断致しました。何卒ご了承ください。

Terufumi : 「慶喜」ってあの「慶喜」なんですかね?
まちお : たぶんそうなんじゃない?ケーキ屋さんかな?
Terufumi : ケーキ屋さん?(笑)
まちお : 「慶喜」は「けいき」って読めるでしょ。だから。
Terufumi : あ~なるほど。わんちゃんケーキ屋さんですね!
Yuki : 寿司屋じゃない?
そのまま歩いていくと、一行は日暮里の地図を見つけた。

まちお : なるほど、今この道を通ってきたからここをこういってここで…
Yuki : もうすぐ着きそうですね。
まちお : 次の大通りを右に曲がればいけるね。
Yuki : そうですね。
Terufumi : この辺の街並みはめっちゃ下町って感じでいいですね。
まちお : さっき猫カフェの前通ったけど、新しい店もあるよ。
Yuki : 寺とかめっちゃありますね。

ここは寺が運営する幼稚園だそう。幼稚園はいつも通り授業を行っている様だった。
Terufumi : ここの先生は住職さんなんかな?
まちお : まあそうなんじゃない?寺の目の前だし。
子供を大切にする幼稚園。かっこいいですね。
一行はそのまま歩き、あるところで広い公園を見つけた。

Yuki : この公園広いですね!そういえば、”あのストーリーのやつ”見せてくださいよ!
まちお : 頑丈で握りやすい棒がないんだよね…
Yuki : あの奥にあるやつ… 太いかな?
まちお : あれはちょっと太いかな~。手で覆えるくらいの太さがいい。
取材班はこの公園を諦め谷中銀座に向かおうとしたその時、まちおさんが動いた。

まちお : ねえねえ!この辺に頑丈で握りやすい棒ないかな?
公園にいた少年① : え… 握りやすい棒ですか…?
まちお : そう、頑丈な、ね!
公園にいた少年② : この辺には… ないです…。
まちお : あっ、ほんとかあ!
(少年たちがボソボソ話し始める)
Yuki : やっぱ諦めて谷中銀座に行きましょう!
まちお : そうだね、またどこかで見つけるかもしれないし。じゃあね!
一行は公園を後にし、谷中銀座に向けてまた歩き始めた。
Terufumi : いやぁ、でも、公園にめちゃくちゃ小学生いましたね!コロナかな?
まちお : やっぱそうなのかな?うちの塾でも休みが多いし。
Terufumi : そうなんですか!コロナだけど、子供たちは楽しそう。4月には体力測定の平均値がすごいことになりそうですね。(笑)
まちお : 谷中銀座で昼飲みしたいね!
Yuki : 昼飲みいいですね!
まちお : そのあと、おすすめのラーメン屋があるからそこいこう!
一行がこれからの予定について話をしていると、後ろから誰かが走ってきた。
??? : 丈夫で握りやすい棒みつけました~~!!
まちお : えっ!?

公園にいた少年① : “トマト”のお店があるの、わかりますか?あの近くの公園に丈夫で握りやすい棒があるみたいです!
まちお : え、まじ!ありがとう!”トマト”って駅挟んで反対側の、だよね?
公園にいた少年① : そうです!
まちお : まじか!行ってくるわ!ありがとう。
Yuki : 行ってくるわ!(笑)ありがとう。
Terufumi : あの子供たち、探してくれたんですかね?やさしい。
Yuki : てゆうか、この辺で”トマト”っていったらどこかわかるんですか?
まちお : わかるよ。布とか売ってるお店。
Yuki : へぇ~。そうなんですね。
Terufumi : トマトって農園かと思った。(笑)
まちお : トマトの看板のお店があるんだよね。
Terufumi : ふつーに見てみたいな、それ。(笑)

後編につづく
(編集部あとがき)これまで田所まちおさんのとある1日の半分をお送りしましたが、いかがだったでしょうか?とてもユニークな思考がやはり随所に見られるのが面白いですよね。この後様々なところに行くのですが、まだまだ彼の一挙手一投足には注目です。後編では会話というよりまさしさんのお話メインの内容となります。お楽しみに!
学生限定で食べられるコスパ良ランチ「具なし釜玉ラーメン」を紹介したい!
Float in Mejiro, Vol.1

FLOATIN’ BUBBLESは大学の友人同士で結成した。
毎日2限の授業が終わると行く先は決まってとあるラーメン屋。
私たちは学生限定で食べられる「具なし釜玉ラーメン」目当てに足しげく通った。
部活、授業、テスト - たわいもない話をするのが1日の楽しみだった。
今回はまさにFLOATIN’ BUBBLESのキューピッド的存在のお店を紹介します!

改札を出て正面の通りを左に進むと、タイルがきれいに張られた歩道が続く。
学習院大学が近くにあるので、この辺りはしっかりと整備されているようです。お店まで3分くらい歩くのですが、こいつのおかげであまり疲れません。学習院生は今日のランチを何にするか、この道を歩きながら決めますよね。


この看板が目印で、慣れるまでは10回くらいお店を通り過ぎちゃいます。
外観は「エッ、ここ!?」と思わず声に出してしまいそうな作り。ただの雑居ビル。
看板なんてただの木の板。だれかにパクられてもおかしくない。
というか、どこで営業しているかまったく案内がない。ねぇ、どこ?どこ??
とりあえず、看板の左手にある階段を上る。居酒屋が見えた。
うん?扉には「自家製熟成麺 吉岡」とある。どういうこと??
…そう、ここは「鳥メロ 目白店」を間借りして営業しているのだ。
これじゃあ、初めて来る人はここにラーメン屋があるなんて気づかないよな…。

ここまで来ると一安心。ここから先は吉岡です!
1限、2限の授業を受けておなかもペコペコ。たくさんラーメン食うぞ~。
Underway on nuclear power.
FLOATIN’ BUBBLESのウェブサイトにいらして下さり、誠にありがとうございます。
おそらく何かの縁でお目にかかっているのでしょう。
最近はテレビやSNSなどでコロナウイルスについての報道が後を絶ちません。
国内の有名テーマパークは次々と休園を発表し、大規模イベントは政府の要請によって中止されました。
もしかすると、そうしたことによる”巣ごもり需要”でこちらのサイトにいらして下さった方も多いのではないでしょうか?
さて、我々FLOATIN’ BUBBLESは一般人をインタビュイーとして社会、文化、経済をミクロな視点で深堀りするメディアとして誕生しました。
発端は「電車で見かけるあの子、何考えてるんだろう?」という疑問から。
小説のような感覚で鑑賞していただけたらと思います。
3月9日現在、2人にインタビューをすることが決まっております。
お楽しみに。
Music: Breakfast In Bed – MALIYA